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【習い事】ピアノを習うことが優れている7つの理由

子供が保育園に入ったら何を習わせようかとても悩む。

お金の問題、時間の問題、送迎の問題等で不安が尽きない。

結局は考えあぐねてしまい、実行に移せないまま時間だけが過ぎて行く。

保育園で◯◯ちゃんは何を習っているという話が出るとうちも何か習わせないといけないような強迫観念がでてくる。

さて、そこで数多くある選択肢の中から特におススメする習い事を1つだけ挙げるとしよう。

それは間違いなく「ピアノ」だ。



◎なぜピアノなのか

ピアノをお勧めする理由は、ズバリ毎日の積み重ねが大事なことを小さなうちに理解させることができる点にある。

ピアノは決して簡単な習い事ではない。ましてや幼児が簡単に覚えることのできるものでもない。

そのため、ピアノ教室では子供の集中力を切らさないノウハウとテクニックがめいいっぱい詰め込まれている。

たとえば大まかに分けると歌を謳う、リズムで楽しむ、ピアノを弾くといった3種類の要素で飽きさせない工夫がある。

この工夫こそ、集中力のない子供を、1つの物事に集中させる大きなヒントである。


◎習い事の目的とは

習い事の目的を再確認しよう。多くの人にとって、習い事は子供の人生を豊かにさせるためのきっかけ作りのためであると考える。

人生を豊かにするとはどういう事だろう。

それは、「努力することで結果を手に入れることができる」ことを学習することではないだろうか。

確かに多くの習い事は努力すればするほど上達し、成果が出ることによって人生に自信を得ることができると言える。

習い事が上達することは大切であるが、それよりも習い事によって「努力」の大切さを知ることが子供にとって大切なことだと思う。


◎ピアノが習い事に優れている理由

さて、習い事の中でピアノが特に優れていると感じる点を7つ述べることにする。

1 努力の結果が明確

ピアノは努力すればするほど上手になる。幼児科の生徒でも練習することで2日前に弾けなかった曲を簡単に弾けるようになる。ピアノは鍵盤をちゃんと叩いて音を正確に出さなくてはならないため、結果が一目瞭然である。


2 繰り返し練習の習慣

ピアノは結果が明確である。つまり、裏を返すと間違いもすぐわかる。間違った鍵盤を弾いたとき、自分の間違いに気づき、そこをどうすれば修正できるかを学習することになる。この「間違い→修正」の連続を子供の頃から習慣化することで、修正力が身につく。

小さい時期から間違いを修正するプロセスを身につけることで、学ぶ姿勢が定着する。


3 成功体験の連続

ピアノのレッスン曲は日に日に難しくレベルアップしていく。次から次に負荷をかけることで成長が促進され、さらに子供は成功への意欲を掻き立てる。

子供の成長期において、負荷をかけた学習は子供の可能性を飛躍させる意味で非常に大切である。

ピアノのレッスンには所定のカリキュラムがあり、
それに従うことで子供に見違えるほどの成長が確認できる。 まさか、一年でピアノを両手で弾けるようになるとは夢にも思っていなかった。また、子供自身も楽しんで自信をもってピアノのレッスンを受けている姿を見て子供の成長を実感せずにはいられない。


4 親が子供に接する姿勢も身につく

さて、ピアノのいいとこばかりを書いてきたが、本当に子供がピアノをいとも簡単に取得してくれるかどうかは親にかかっているといっていい。

ピアノ教室にいれたからと言ってピアノが上達するわけではない。週に一度のレッスンだけでピアノが上達するほど甘くないのが現実である。

多くの人がそこに難しさを感じるのは事実である。

現に、私の通う幼児科のレッスンでは父兄の苦労話が絶えない。

理由は明確である。

「子供が言うことを聞かない」からだ。

子供に勉強しなさいと言って勉強するだろうか。
ご自分の小さい時を思い出したらよくわかるとおもう。

ピアノを弾きなさいといって弾くわけはない。

ではどうやって子供をピアノに向かわせるかは親のスキルによるところが大きい。

ピアノは親が子供に対する接し方まで教えてくれる立派な習い事の一つである。

ピアノの習熟に成功させたら、他の習い事でも成功することは間違いない。


5 子供に自信がつく

子供をピアノに向き合わせるスキルは難しいように見えて簡単だ。
要は「褒める」だけ。
褒めて褒めて褒めちぎる。それだけで子供の気持ちはプロのピアニスト。

まちがってもやってはいけないことは子供の自信を喪失させることだ。

たしかに、子供が練習しない場合や、何度やっても結果がでない場合はついつい子供に怒ってしまいがちになる。もし、怒ってしまったら子供は自信を喪失しピアノに積極的に向かうことななくなるだろう。


親もピアノを一緒に習っているという気持ちで子供と一緒にピアノを弾くと子供も一体感を持って練習してくれる。



6 天候に左右されない

ピアノのいいところは室内なので天候に左右されないところである。
スポーツは多くの場合天候に左右され、予定がたたなかったりすることが多い。ピアノに関しては、24時間好きな時に練習ができる。

また、最近は電子ピアノも本物のピアノと遜色ない音色とタッチが再現できるので練習にはもってこいである。

電子ピアノの利点はヘッドフォンで聴けるので近所迷惑になりかねない夜間帯でも練習できることにある。

つまり、いつでも思い立ったら練習できるのがピアノの利点である。


7 両手を使う


人はついつい利き手ばかりを使って生活する。
人に利き手がある以上仕方ないことである。
しかし、子供の頃から両手を使う習慣をつけたら両手が利き手になる。

片手が利き手の人が多い中で両手を利き手にしているメリットは将来的に大きい。

特に手を使うことは頭の回転にも影響がでると言われる。ピアノを楽しみながら頭も良くなるのであれば親として非常に期待が持てる。



◎まとめ

本当は、上記にあげた効果以上の効果があるのは事実である。なぜなら、物事は様々な関連性をもって相加相乗効果を生み出すからだ。

もちろん、いいことばかり挙げたが子供のピアノに対する姿勢が軌道に乗るまでは親もそれなりに時間を割かれるのは事実である。

しかし、それを言えばキリがない。他の習い事も先生に任せるのではなく、家で親がしっかりとサポートしなければ週1回の教育では決して足りるはずがない。

親の姿勢も問われるのがピアノであり、その覚悟は必要である。だからこそ親も子も一緒に成長できるのがピアノである。

仮にピアノに前向きになれた子供は親との信頼関係も構築し、何事にも前向きになれるきっかけを掴んで成長していくことは間違いないと断言する。