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3分間スピーチを得意にする7つ秘訣



社会人になると社員の前で3分間スピーチをする機会が増える。

3分間スピーチは限られた時間の中に自分の伝えたいことを簡潔に述べる必要がある。

本気で3分以内に収めようとすると、これほど技術を必要とする話術はないだろう。

なぜ技術を必要とするのか。

それはただ言いたいことを述べるだけではなく、冒頭に聴衆の心を掴んで話に引き込ませたうえで、最後に「あーなるほど、へー」と共感させなければならないからだ。


そこで3分間スピーチの秘訣を述べたいと思う。



1 冒頭15秒で心を鷲掴み



冒頭の15秒は心を鷲掴みにする気迫が必要である。特に出だしの一言は緊張するので、自分に喝を入れるつもりで大きな声を出すことに心がける。


天気、気温、イベント、節句、社の行事等何でもいいので聴衆の共通認識を挨拶かわりに利用して自分に注意を向けさせるとよい。


天気のことを述べるなら天を指差して晴れと言えば中には空を見上げる人もいる。


そうやって聴衆の思考を誘導し、話に引き込ませる準備を行う。



2 人は得をしたい心理の利用



人は得をしたい。お金が儲かる、物が貰えると聞くととたんに思考回路が停止し、素直に話を聞くのが人の特徴だ。


残念ながら3分間スピーチはお金や物をばら撒かないので、どうしたら聞いてもらえるのだろうか?


少し考えればすぐわかる。


楽しい気持ちにさせるか、困難から克服する方法を伝授するのが一番だ。


楽しい気持ちにさせるネタは多いかもしれないが、困難からの克服は聴衆の共通認識が得られにくい。


しかし、あえて言えば、腰痛の克服等であろうか。

深刻な病気からの回復は3分間スピーチには向かないかもしれない。別の機会の方が良いだろう。



3 なぜこのスピーチを選んだのか


冒頭からスピーチに引き込まれてくれる人は良い聞き手だが、中には「なんでこのスピーチ?」と疑問に思う人が少なからずいる。


特に上司等は冷静沈着に話し手の出方を伺う傾向が強い。


そんな人を問答無用に話に引き込ませる手法がある。

それは

「なぜ、このスピーチを選んだかは最後に述べさせていただきます。」と言ってしまうことである。

この一言は暗に、余計な疑問を持ってくれるなという牽制も含めるため、以降は素直に聞いてくれるようになる。



4 定義を明確に


スピーチの核になる題材に対しては、その定義を明確に示す必要がある。その根拠や出典を明らかにすることでスピーチに説得力が備わる。

あえてここでは少々難しく学術的に述べる方が良い。


5 実践(経験)を強調する


スピーチの題材は自分で実践(経験)したことを強調する必要がある。

経験してないことを述べても説得力に欠けるばかりかせっかく引きつけた聴衆の注意をそらすことにつながる。

実践(経験)は定義通り上手くいかないことがつきものである。

私、儲かってます!って話に誰も興味はない。
逆に嫉妬を生むだけだ。

よって失敗談こそ、聴衆にとって蜜の味になる。

定義通りにやっても上手くいかない経験は誰しも共通した話題である。


そこで、「経験上」簡易的かつ効率的に取得できる方法を3点程述べることにする。


6 まとめ

経験によって得られた簡易的かつ効率的な手法のまとめを早速実施することで、要点がすりこまれる。

感のいい人はきづいたかもしれないが、

まだ、3で述べた「スピーチの題意を選んだ理由」なついては述べない。


じらしてじらして、さらにじらす。



7 最後に、スピーチを選んだ理由をのべる


本当に苦労して、苦労の甲斐あって今の自分があることを述べることにより、一気に聴衆の心は1つになる。


結論


スピーチの際に気をつけることは

⑴ 誰得?
⑵ ニッチ?
⑶ 困難が解消されたか?
⑷ オリジナル性

この4点であると考える。

誰もありふれた意見や正論など聞きたくない。

個人のオリジナル性を尊重して聞きたいのだ。

特に会社の上司ともなると、3分間スピーチで人間性を測ることも考えられる。

だからこそ、人と差をつけることができるスピーチの手法をおさえなくてはならない。


スピーチ=話 と解釈するとあまりに一方的なので私はあえて、スピーチ=共感と理解したい。


聴衆全員と共感できる空間を作ることができたらこれほど幸せなことはないだろう。